ビジターカウンター
藤色の庵の楽書帳 |オーストラリア英語

Entries

オーストラリア英語

私が初めて英語に触れたのは、日本語も覚束ない幼児の頃だと思います。 私の祖父は、明治16年8人兄弟の長男(長子)として、貧しい農家に生まれました。 元々産業の少ない山口県からは、移民が多く排出されています。
我も我もと競って若者がハワイ、カナダ、アメリカ、ブラジルなどに行ったのでしょう。

祖父は、物静かな穏やかな人でしたが、私の想像では、内に秘めた夢は、大きかったのでは、ないかと思います。 多分私が思ったと同じように、こんな貧しい村で一生を終わりたくないと思ったのでは、ないでしょうか。
16歳でハワイに渡ったようです。 そして、大工をしていたようです。 ホノルルのダイアモンドヘッドの麓にある米海軍の要塞が建設された時に2人の日本人大工が雇われました。 建設が終わった後も、機密事項を洩らしてはいけないという理由でその後20年近く米海軍の船に乗せられて、ホノルル、サンフランシスコ、バンクーバー、横浜を航海させられたらしいです。 
そして、アラフォー(笑)になった頃、横浜で船を降りて逃げ帰ったようです。

毎晩風呂に薪をくべて沸かしながら、幼い私に船の生活を英語を交えながら話してくれたのを覚えています。
他の誰も彼の話に興味を示さず、なぜか私は、祖父のしゃべる英語の言い回しなどを聞いて育っていました。
小6の時の担任のT先生は、中学校で英語が始まるからと大分前からローマ字の授業を英語の授業に変えて色々教えてくださいました。

そうして、中学生になり、中1の時の英語の先生は、発音に重きを置く先生でした。 英語の教材なんて大してない時代ですから、ソノシートというプラスティックの様なレコードを放課後の音楽室で蓄音機を借りて一人聞いているような女子学生でした。 その頃の英語のモデルは、アメリカ半分英国半分、然も聞き取りやすい標準語的な英語でした。

そんな私が、生まれて初めて、それ以外の英語の存在に気づいたのは、21歳でオーストラリアに行く船の上でした。 神戸港から乗船した私に横浜から乗船した連中がしきりに『ニュースパイパー』 『グッダイ』などの典型的なオーストラリア英語を先輩ぶって教えてくれました。 只でさえ英語には、耳が慣れていないのに、そんなややこしい英語が存在するなんて!と、戸惑った物です。

それでも、柔らかい頭には、オーストラリア英語が、しみこんで行き、1年後には、かなり慣れていたように思います。 帰国後は、米軍基地で働き、すぐにマタマタアメリカ英語がしみ込んで、25歳で行ったシドニーでは、又オーストラリア英語と繰り返していきました。 然し、オーストラリア英語から遠ざかって、35年。
英語は、英語だと、軽い気持ちでM子さん宅で2週間の生活をスタートさせました。

昔は、M子さんと日本語で話してばかりいました。 Jさんも仕事に行ってたし、子供たちも小さかったし、Jさんと色々話す事もありませんでした。 Jさんは、オーストラリア人ですから、強いアクセントのあるオーストラリア英語を話します。 昔は、M子さんの通訳が入ってたし。
今回は、Jさんが色々と話しかけてきます。 それが、老人特有の口でモゴモゴ+オーストラリア英語!
耳をかっぽじって聞き取り、半分は想像で解釈。 それでも、わからない時には、M子さんに聞いたりです。

厄介なのは、こちらの言いたい事が、うまく伝わらない時。 オーストラリア英語なんて、かけらも私の脳みそには、残っていませんから、アメリカ英語でしゃべります。 すると、時として通じない。 M子さんの援護射撃(?)も加わり、二人必死で伝えようとします。 次に、M子さんが、一人で伝えようとしますが、時として、通じません。
3度言って通じないと、M子さん、『Never mind! (もう、いい!)』と、腹を立てて終わる事もしばしば。

アメリカ英語とオーストラリア英語では、ちょっとした言い回しなどがかなり違う事があります。 電話すると言う事事態でも、アメリカ語は、callと言い、オーストラリア英語では、ring と言います。
そして、しばらくして、なぜ通じないかが、やっとわかりました。
Jさんは、耳が遠いと言う事が! 私もM子さんもしばしばJさんが聞こえにくいと言う事を忘れて、普通の声で、然も発音しにくい単語は、少々誤魔化し加減にしゃべります。 すると、決まって、『What?』 です。
補聴器も持っていますが、雑音が入るといって、殆ど使用しません。 耳が遠いと言う事に気づいた時には、二人とも耳の近くで大声を上げます。 然し、英語を大声でしゃべるって疲れるんです。

私のお邪魔した人達は、幸い英語しかしゃべらないオーストラリア人でしたから、今回は、オーストラリア英語をたっぷりと耳を澄ませて聞くことが出来ました。
オーストラリア英語では、aをアイと発音します。 day → ダイ  paper → パイパー  they →  ダイ  came → カイム  stay → スタイ  等、等。
終いには、オーストラリア英語って、可愛いなって思っちゃいました。

 

 

351     351     351

 

今日は、朝から小糠雨。 降ったり止んだりで、その合間に庭をチェック。 先日買った山アジサイを植えたり、玄関前のバラの落ち葉を掃いたりしました。 右の紅いバラは、数年前にスーパーの店先で100円で買って育てているバラです。 名前は、わかりませんが、結構元気が良くて、中が白、外が深紅の大型の花が咲きます。

 

2009年6月2、3日アジサイ004 2009年6月2、3日アジサイ005

 

チクチクは、ちっともしないで、今日は、バナナケーキを焼きました。 ニンジン、ナッツのみじん切りも入ってます。 ダークアップルのレシピーで作ってみました。 結構いい加減でも、出来ました。

 

2009年6月2、3日アジサイ001_edited 

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://fujiironoanne.blog43.fc2.com/tb.php/180-ec744c67

トラックバック

コメント

[C822]

おじいさんは凄い人だった!
日本の都会に行かないでハワイに行く・・・びっくりです。
アンさんはおじいさんのDNAを完璧に引き継いで居る訳ですね。
今の16歳なんてあかちゃんに毛が生えたようなもの・・昔の16歳の長男は大黒柱そのもの。
昔は夢や希望があってもなかなか実現できない時代、今はなんでも実現できる時代なのに今の若い人の目はギラギラしていいなくて間延びした顔。
私達の若いころ学生運動したあの熱気なんて今の若い人には微塵も感じないわ!ご他聞に漏れず我が息子も間延びした顔の2人かも・・(笑)

アメリカとオーストラリア英語の区別がつくなんて私には別世界ですよ。カッコいいな~~。
3人の中に私が入ったら??・・ストレスでぶっ倒れそう。
言葉が通じないなんて私のおしゃべり大好きには耐えられそうにもないです。
今度アンさん!お手手繋いでどこか海外に連れてって~~~。

私は日本国中ならどこへでも一人で行けますよ。
でもね・・外国はダメ・・言葉が通じないところは。
不安よりも日本もそうですがその地の人たちと会話も楽しめないないのは私にとってはなんの意味もないもの。

チクチク低迷はきっとオーストラリアで燃えつきてしまったのですよ。
今度はまた関東布めぐりを目標にしてください。

[C823]

☆mimakaさん
私の祖父は、ちっちゃくて、おとなしい人でした。 ついでに羊年うまれ。 私が、21でオーストラリアに発つ時に、親戚から『やっぱり血は、争えんなぁ』と、言われました。 父母は、生まれ育った時代が悪くて、海外なんて夢にも思わない人たちでした。
昔の方がやる気になれば、実現可能だったような気がします。
今は、努力しても夢のない社会ですね。 でも、私が今若者だったら頑張るなぁ。 生まれてきたのだから、やりたい事は、とことんやりたいよね。

もう、外国は、しばらく置いといて、関東地方行きを実現したいわ。 せめて、年1回くらいはね。
  • 2009-06-04 12:35
  • 藤色のアン
  • URL
  • 編集

[C824] 面白~~い

英語でも国によってなまり?っぽいのが有るのかしら?
映画などで「イギリスなまり。。。」とか言いますよね!

旅行の際に相手の言ってる事のニュアンスは何となく理解出来るんだけど答えられないのよね~
言葉は通じなくても海外旅行は楽しい(#^.^#)
国内なら一人でも行っちゃうよ~
ワタシも冒険心は旺盛ですから~


アンさんのおじい様も素晴らしい方だったのですね。
DNAはお孫さんのアンさんがしっかりと受け継いでますね!

チクチクはゆっくりと再開して下さい。


[C825]

☆Ba*Baさん
そうなんですよ。 英語って訛りがあるんですよ。 スコットランドの英語は、もっとややこしいらしいです。
そして、ヨーロッパの隣り合っている国、例えば、デンマーク、ノルウェー、スエーデンなどは、それぞれの言語がありますが、訛り程度の違いなので、通じるみたいです。

私は大抵一人で旅行しますが、時には、2人連れだったらもっと楽しいだろうなと思う事もあります。 でも、パック旅行は、ちょっと苦手。
次回は、いつになるかわかりませんが、ヨーロッパに行きたいです。 観光旅行よりも友達に会いに行きたいです。
  • 2009-06-05 10:56
  • 藤色のアン
  • URL
  • 編集

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

藤色の庵

Author:藤色の庵
山口県東部地方在住。 手作り大好きは、祖母、母からDNAをしっかり引き継いでいます。
8月に仕事を辞め自由人になり、体力低下と闘いながら手作りを楽しんでいます。時々農婦も・・・

FC2カウンター

メールは、こちらから 

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード